陽性転移

患者が医師等(主に精神科医、カウンセラー)に好意を寄せることを陽性転移という。
また、逆に反抗する態度や嫌悪することを陰性転移という。


らしい。


そもそも…。
信頼関係成り立ってなきゃ、陽性転移なんか起こりえない。
だから。いいこと。なのか?

いきすぎると、病気が治ると会えなくなる!
で…治療をおろそかにする?


医師も、カウンセラーも看護師も介護士も。みんな人間。
教師も、教習指導員も。あたしも。人間。
仕事して。お金もらって。そのお金の出所は。お客さん。患者。生徒。教習生。


切り替えてる。
仕事モードとプライベートモード。




陽性転移はよくなってきてからあらわれることがある。なんてのも書いてあった。
そだなぁ。
あたしも先生のとこ行き始めて1、2ヶ月は緊張してたし、あ…病院いかなきゃいけないんだ。って気持ちのほうが強かった。
なにもしたくなかったし、考えたくなかったし、出かけたくなかったし。
だから。先生にすら会いたくなかった。


それがだんだん。落ち着く場所になって。楽しみになって。拠り所になってる。
それは、先生を信頼してるから。
医師として。人として?


自分の周囲の環境とのつながりが回復してくれば、陽性転移はなくなる。なんて言う人もいる。
そーだよなぁ。診療時間外に信頼できる人間関係が作れれば、そこに依存する必要はなくなる。



さて。さて。
あたしはやっぱり陽性転移なのか。


そーなんだろうなぁ。先生のこと好きだし。
でも。あたしが「先生」の姿をしてる時と同様、あたしの前での先生は「先生」の顔してる。
だから。あたしが好きなのは、「先生」のときの先生であって、素の先生じゃない。
仕事モードを好きになっても、それはそこまでの話。


これだけ冷静に判断してるくせに、何で陽性転移なんて起こるんだ?!